改めて湖サウナについて考える

『湖サウナ』これはただの『サウナ』ではない
地球同期型アクティビティなのです。

2024年2月某日
1年ぶりに4℃の西湖にダイブ
脳みそがスパークした。

改めて、湖サウナは凄かった。

私がサウナにはまったのは、2021年の年明けだった。

モルジュというテントサウナを購入して、極寒の西湖で経験したのがサウナライフのはじまり。

こんな爽快な遊びがあるんだ、真冬の西湖にダイブなんてヤバすぎる。
コロナ渦で沸騰していた第3次サウナブームに、完全に乗っかってしまったのだ笑

以降・・・
サウナカー、檜桶の水風呂、外気浴テラスを導入
湯のわ・創造の森(源泉サウナ)をオープン
いずみの湯の貸し切りサウナプラン開始など
HAMAYOUリゾートにとってサウナは欠かせない
コンテンツラインナップへと展開し始めるわけだが。

今、後悔の念に駆られている・・・


私にとっての原点を完全に見失っていた。
2023年の1年間は、1度も湖ダイブしなかった。
もったいないことをした。『2023年の西湖ごめんよ』

幼少時代、伊豆へ家族旅行へ出かけた際、
旅館の大浴場で、息もままならない程の灼熱の空間に
おじさん達が密集し、凄い形相で耐えに耐える姿が異様に見えて・・・
以来、サウナに対して抵抗を覚えたのであったが、

真冬の西湖でトリップしたあの日を機に
サウナに対しての概念が180度覆された。

あの日私が
都会の中のどんなに美しく洗礼されたサウナに入っていたとしても
サウナ愛に溺れるサウナバカ(今の私)にはなっていないだろう。

あくまで、冬の西湖へダイブするという地球同期型コンテンツとして
捉えていたから、ここまでサウナに傾倒出来たのだと思う。

サウナにもホームとビジターがある
ホームとは、毎日でもライフワークとしてルーティン化出来る手軽さがあるサウナ
ビジターを言い換えればスペシャル、→特別な日のサウナ

私は、いつしかホームサウナの枠に満足してしまっていたのだ。

原点を忘れて・・・。

西湖南岸の残雪
シベリアからやって来た渡り鳥のさえずり
時間とともに移り行く水面模様

100℃の灼熱空間から、扉を明けたら
そこはもう。桃源郷なのだ。

人が作った水風呂と対峙するのとはまったくちがう
足が一歩一歩西湖に吸い込まれていく4℃の世界へと
身体が地球同期を求めているのだろうか?

腰まで浸かると
価値観は揺らぎ
自分の中の小さな日常が1枚1枚剥ぎ取られていく。

当たり前だが
この時期の西湖の水は
とてつもなく冷たい。
骨までジンジン凍り付きそうな。

それでも、わーわー言いながら楽しいのが
湖サウナの醍醐味なのだろう。

腰までとは言わずとも
足元だけ西湖に入っただけでも
興奮と達成感が押し寄せる。

アフター外気浴の心地よさは言葉に出来ない。
むりに目を瞑らなくても、むりにインフィニティに身を預けなくても
フラフラ浜辺をしているだけで勝手に“ととのい”の境地に入っていく。

サウナ=ととのう方法なんて、概念がここでは通用しないのだ。いらんのだ。

アフター外気浴の延長は、アウトドアフィールドそのものなので
ココロも身体もサイコーな状態で
お茶やクッキング、焚火、デイキャンプへと自然に流れる。
ここまでひっくるめてのアウトドアサウナ。
この、余韻が大事。

ここから春に向けて、水温が徐々に上がる

4月には9℃、5月には16℃くらい。

その1

レベラー導入により、水際5mまで攻めたセッティングが可能となった。不整地なアウトドアサウナにとって気になる傾斜問題が解決‼︎  5歩で西湖にダイブ‼︎

その2

次世代キャンピングカー『BADEN』との組み合わせにより、
着替えはもちろん、 DayCampしながら、より快適に、
サウナの余韻に酔いしれる
スペシャルな時間を実現可能に‼︎ ※オプションにて

その3

サウナは灼熱の中、自分自身と向き合う時間。
だからこそ、そこから見える景色が大切。
ということでサウナカーの窓を拡張。
パチパチと薪が弾ける音を聴きながら
揺れる水面、流れる水鳥を臨む至福時間~サウナトランスへ