台風直後に秘密の場所へ行ってみた

名もなき秘境

「光風閣くわるび」のすぐ裏手には、秘境と言われるお散歩コースが広がります。
「秘境」という言葉を辞書で調べてみると「人が訪れたことのない、あまり知られていないところ」だったり、「世間に知られていないため、神秘的な印象の景色があるところ」などの意味が載っています。

・・・ということは、このお散歩コースは、
正真正銘「秘境」と呼んでも過言ではないでしょう。
この道は今から約50年前に開拓されたものであり、
今も尚、ガイドブックにもハイキングマップにも載ることがありません。

・・・50年前、
この場所、桑留尾地区(くわるび)には人っ子一人住んでいませんでした。
観光の‘’か‘’の字も聞こえないそんな頃。なぜ、この地に・・・
藪を切り開き、推定数十億の国家予算を投じ道を作ったのでしょう。

道が作られた背景には、消し去ることの出来ない大きな災害の歴史、そして神秘的な地形の秘密があるようです。
(ここでは、災害については触れませんが)

「光風閣くわるび」では名もなき秘境にフォーカスしたプログラム、ツアーを体験頂けます。
俗化されていない、ワイルドな自然界の様相からは言葉では言い表せない壮大なパワーや、直接的に感情に働きかけられる“なにか“を感じ得ることがあります。

個人的にはいつも「人間はちっぽけな存在。だから、一生懸命に謙虚に生きろ。」
そんなフィロソフィーが聞こえてくるような気がします。

人生に何度、そんな秘境に。
出くわすことが出来るでしょうか?

365日、毎日違う顔を持つ、名もなき秘境

今日はどんな様相で私たちを迎え入れてくれるのでしょうか?